韓国人作家初のノーベル文学賞受賞者となったハン・ガンは、自身の著作を通じて、韓国の歴史に残る、いまも癒えない傷と向き合いつづけている。2024年12月に尹錫悦大統領が非常戒厳を発令したことによる政治的危機を、彼女はどう見たのか。米紙「ニューヨーク・タ ...
木嶋香苗のいわゆる「婚活殺人事件」に着想を得た柚木麻子の小説『BUTTER』が、英米で話題を呼んでいる。オックスフォード大学の犯罪研究者が柚木本人に取材し、日本の司法やメディアに蔓延るミソジニーとルッキズムを分析。女性犯罪者はその行為だけでなく、「女 ...
1月、中国の人工知能(AI)開発企業「ディープシーク」が発表した高精度な生成AIモデルは、世界の競合他社を驚かせた。同社の創業者、梁文鋒(リャン・ウェンフォン)が卒業したのが、浙江省杭州市にある浙江大学だ。彼はここで電子工学や情報工学を学んだ。
この記事は、ベストセラーとなった『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者で、ニューヨーク大学スターン経営大学院の経営学者であるスコット・ギャロウェイによる連載「デジタル経済の先にあるもの」です。月に2回お届けしています。
イーロン・マスクを虐待していたとされる父親のエロル・マスク。そんな彼が、息子について「良いオヤジだったことはない」と自身の論点をポッドキャストで繰り広げ、話題を呼んだ。米「ニューヨーク・タイムズ」紙が、この親子の歪な関係を振り返る。
スペイン内戦の時代に幼少期を過ごし、家族を養うために懸命に働いてきたミゲル・アンヘル・ギャロは、80歳を過ぎてようやく芸術に取り組む機会を得る。一流の美術学校に通い、若いクラスメートたちと過ごすなかで、彼はどんな学びを得たのだろうか──。
親ナチスな言動が目立つイーロン・マスクに抗議するテスラ不買運動が欧米で広がっている。マスクはなぜ排外主義に傾き、多様性を嫌うのか。彼の過去を探ると、トランプ政権に影響を及ぼす「PayPalマフィア」の闇の顔が見えてきた──。
いまやネットで世界を知ることができる時代。だが、それは誰かの視点に偏ったものではないか? メディアやSNSで発信される国の姿は「本当」なのかを確かめに旅を続けるのが、旅系YouTuberのBappa Shota(バッパーショウタ、以下、ショウタ)だ。テレビ顔負けの映像クオリティ、現地の暮らしに飛び込む取材力の高さが多くの人の心を掴み、チャンネル登録数は112万以上を誇る。 「絶海を無国籍で漂流して ...
デンマーク・コペンハーゲンで「展示」されていた3匹の子豚が連れ去られた。 2月28日(金)から開催されていた「And Now You ...
19歳で1児の母となったマディは、まるで本物の赤ちゃんのような精巧な人形を“育てる”ことを選んだ。彼女には2人の“子供”がいるが、そのうちの1人は実在せず、シリコン製の精巧な「リボーンドール」だ。
ロッキー山脈がドーンとそびえ、その先にはのどかな農地が広がっている──。カナダのバンクーバーに暮らしていた頃、アルバータ州といえば、どこかあか抜けないイメージだった。
「投資の神様」と称される著名投資家ウォーレン・バフェット率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが決算を発表。保有していた株式を大量に売却して手元資金が過去最大に膨らむなか、大量に購入していたものとは。また、バークシャーが株式を売却しているのは、米国株 ...